概要
Pythonでこう書いていたものをRustだとどう書くのだろう?という視点で整理していきます。随時加筆していきます。

対応
パッケージ管理
pythonは環境単位でパッケージを管理しますが、rustではプロジェクト単位でパッケージを管理するようです。具体的にはそれぞれのパッケージにはCargo.toml(requirement.txtに近い)というファイルが置かれ、ここに必要なライブラリを記載してビルドします。
#python pip install X
#rust #Cargo.tomlの[dependencies]にXを記載してから cargo build
ライブラリのインポート
importに関してはrustはそもそもする必要がないようです。またライブラリではなくクレートと呼ぶそうです。
#python import X
#rust #import不要
fromに相当する部分は2つのコロン(::)で書きます。
#python from X import Y
#rust use X::Y;
インスタンス作成
rustではnewで呼び出します。
#python x = X()
#rust x = X::new();
メソッド呼び出し
インスタンスメソッド以外のメソッドの呼び出しは2つのコロン(::)になりますが、インスタンスメソッドはpython同様にドット(.)で呼び出します。
#python X.function()
#rust X::function(); #インスタンスメソッド以外 x.function(); #インスタンスメソッドの場合
文字列出力
どちらも似たようなコードで書けます。
#python print('test')
#rust println!('test')
変数を含めて出力したい場合はこんな感じ。
#python print("X{}".format(Y))
#rust println!("X{}", Y)
整理前
#python import time time.sleep(1) #rust use std::thread; thread::sleep(Duration::from_secs(1))